金縛りを経験した話
こんにちは!
昨日は学生時代の幽霊話を書いたので
今日も学生時代の話をひとつ。
人生で金縛りにあった(なった?)経験が一度だけあります。
友人のアパートで数人集まって珍しく勉強会なるものを開催していました。
まぁ授業のノートを移しっこするだけの勉強会でした。
すぐに飽きてしまった僕はゴロンと横になりました。
周りは勉強中だったので天井の照明が眩しくて帽子で顔を覆いました。
うとうとしているとあることに気づいたのです。
顔を覆っている帽子を取ろうと手を動かしているのですが気づくと動いていないのです。
あれ?
友人たちの会話の内容は全て聞こえています。
コタツを蹴って友人に気づいてもらおうとするのですが足を上げているのに足が上がっていないのです。
怖くなって身体を揺すったりするのですが
気づくとピクリとも動いておりません。
だんだん息苦しくなって顔に乗っている帽子を払い除けようともがいていると突然手が動いて帽子を払い除けました。
後で友人たちに聞くと完全に寝ていると思ったそうです。いきなり動いてビックリしたそうです。
あれから長いこと経ちますが金縛りを経験したのは1度きりです。
ちなみにそのアパートは古いのですが
部屋が多いのに家賃がとても安く不思議がっていました。
ただ一部屋だけものすごく居心地が悪い部屋があったので
もしかして…いわくつき部屋だったのでしょうか。