クラスの嫌われ者

こんにちは！海秀です。

クラスの嫌われ者。嫌なフレーズ。

これは僕が中2の頃のことです。

中2になってクラス替えがあった初日のこと。

一学年に10クラスもあるようなマンモス校だったので

はじめましてのメンバーも多く雑談をしていると

〇〇ちゃんはどうや？みたいな女子をランク付けするようなトークをしていた。

はっきり覚えていないのだが僕が〇〇ちゃんをけなしたんだと思う。

そしたら本人が怒り出して次の日から僕はクラスの女子に無視されるようになった。

いきなり無視や悪口や陰口の嵐。

それから2年間暗い暗い闇のような学校生活が始まるとは予想していなかった。

僕がけなしてしまった子はどうも女子の番長クラスのグループの子だったらしく

僕の悪評は他のクラスまで飛び火して廊下を歩くだけでヒソヒソ話をされたりした。

だんだんエスカレートして臭いだ汚いだ言われるようになり

僕はどんどん追い詰められるようになった。

たった一言で人生って変わると知った。

人格を否定され続け

学校も時々サボったりしたが

当時の僕は心を閉し

自殺することはなく学校へは通い続けた。

地獄はこの世にある。

雑誌ムーの付録のお札とか

当時流行ったヒランヤとかに祈ったり

ムーの通販で買ったペンダントを身につけたけど

周囲の僕に対する扱いは変わることなく

中2の多感な時期に恋することもなく

勉強する気力も失い

当時発売されたファミコンが唯一の楽しみで

ゲームがあったからこの世に残っていられたのかもしれない。

いじめられている子に伝えたいのは

いじめは学校を変えたり進学したりして環境が変わると

いじめられなくなる可能性があること。

歳を重ねると全て忘れられるということ。

クラスメイトの名前も担任の名前もすっかり忘れて覚えていない。

当時の同級生の女子に会うこともあるが

何をされたとかも思い出せないし

恨みもないかな。

忘れてしまうんだよ。

いじめは人生のシナリオで自分で決めてきたことかもしれない。

死なずに乗り越えたら次から次へとイベントが発生するかもしれないけど

人生で苦難や絶望感を味わって乗り越えたら

その先にはボーナスがあるかもしれないよ。

苦難多き人生の先には成功者や超能力者への道が開くから。

一生クラスの嫌われ者で終わらないように。

今日を生きようじゃないか。